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こんにちは
池松です。
「自分には、人に売れるような経験がない」
副業を考えた時、こう感じる会社員は少なくありません。
営業経験はある。
経理も長くやった。
後輩にも教えてきた。
それでも、何を商品にすればいいか分からない。
僕は、経験が足りないのではなく、
経験を大きな言葉で見すぎていることが原因だと思っています。
営業経験。
経理経験。
管理職経験。
これだけでは、相手は何を頼めばいいか分かりません。
経験は「手順」にすると、仕事へ変わり始めます。
僕は日産で19年働きました。
営業9年、経理10年。
会社員の頃、価値があると思っていたのは、
営業成績や経理の知識でした。
ところが、会社を離れてから気づきました。
本当に役立ったのは、知識だけではなかったんです。
商談前に何を確認するか。
相手の話をどの順番で聞くか。
数字が合わない時、どこから見るか。
問題が起きた時、誰へ先に伝えるか。
長く働くうちに、こうした順番が体に入っていました。
本人には普通です。
説明するほどのことでもないと思っていました。
ただ、新人や同じ仕事で困っている人から見ると、その順番が知りたい。
ここに会社員経験の価値があります。
たとえば、
「経理を10年やりました」
これは立派な経歴です。
ただ、困っている人からすると、何を頼めばいいか分かりません。
数字が合わない時に、確認する順番を一緒に見る。
領収書がたまる人へ、週1回で終わる整理手順を作る。
売上はあるのにお金が残らない人と、数字を見る順番を決める。
ここまで小さくすると、仕事らしくなります。
営業経験も同じです。
「営業を9年やりました」ではなく、
商談前の30分で、話す順番を整理する。
相手へ聞く質問を3つ決める。
商談後に、次の一歩を確認する。
お客さんが欲しいのは、あなたの職歴そのものではありません。
自分の面倒が、今より早く終わることです。
僕は起業して最初の3年、ほとんど売れませんでした。
当時は、自分の経験をたくさん説明していました。
営業をやった。
経理をやった。
資格も取った。
勉強もした。
お客さんからすれば、
「それで、何をしてくれるの?」
ですよね。笑
経歴を説明することと、相手が頼める形にすることは別です。
困りごとを聞く。
何から始めるか決める。
順番に整理する。
次の一歩まで一緒に決める。
自分が何を、どんな順番で進めるのか。
ここまで見せて、ようやく仕事になりました。
新しい資格を探す前に、今日うまくできた仕事を1つ思い出してください。
そして、3行にします。
たとえば、後輩から相談された。
最初に、何が起きたかを聞いた。
次に、本人が困っている所を確認した。
最後に、今日やることを1つ決めた。
これも立派な手順です。
本人には普通でも、人の話を整理できずに困っている人はいます。
毎回1時間かかる仕事を、30分で終わらせる順番を知りたい人もいます。
自分の手順が見つからない時は、AIも使えます。
「営業経験があります」
これだけ入れても、普通の副業案しか出てきません。
代わりに、実際にやっている順番を入れます。
商談前に見るもの。
相手へ聞く順番。
終わった後に確認すること。
その上で、
「この手順で助かる人は誰ですか?」
と聞く。
AIはあなたの経験を作れません。
ただ、自分には普通すぎて見えない手順を、別の角度から言葉にすることはできます。
「経験を売る」と考えると、難しく感じます。
大きな実績が必要に見えるからです。
売るのは、経歴そのものではありません。
困った時にどこから見るか。
何を先に決めるか。
どういう順番で終わらせるか。
長く働いた人ほど、この順番をたくさん持っています。
自分では普通にやっている。
履歴書にも書かない。
それでも、同じ場所で困っている人には役立ちます。
経験は、大きく見せるとぼやけます。
手順にすると、人へ渡せます。
今日うまくできた仕事を、まず3行にしてみてください。
そこから、会社の外でも使える小さな仕事が見つかるかもしれません。
Make it Happen!
自分の人生は自分で創れる^_−☆