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こんにちは。
相葉光輝です。
「自分の強みが分からない」「できることは多いのに、なぜ選ばれるのかを説明できない」。そんなときは、力を発揮する場面を狭くしてみてください。
誰の、どんな困りごとを、どこまで手伝うのか。この三つが具体的になると、あなたを必要とする人に伝える言葉も変わってきます。
まず目指してほしいのは、狭い分野の小さなリーダーです。
例えば、同じダイビングショップにも、水中写真、資格取得、マンタの観察など、力を入れる分野があります。
島の自然を楽しみたい人と、写真の撮り方を学びたい人では、選ぶときに知りたいことが違います。
あなたのシゴトにも、こうした違いはありませんか。肩書きが同じとしても、得意な相手や場面は違うはずです。
例えば「文章を教える」なら、初めて講座を開く人が、自分の講座の紹介文を一つ書けるようにする。
ここまで絞ると、どの場面で相談すればよいのかを、相手が想像しやすくなります。これは分野を考えるための例です。
範囲を狭くする目的は、能力を小さく見せることではありません。今、どこで役に立つのかを分かりやすくすることです。
私は2018年の「自分の強みの見つけ方」という原稿で、自分を客観的に見ることをお伝えしました。
自分がなりたい姿と、実際に頼られていることが、重なっているとは限らないからです。
まず、最近頼まれたことや、繰り返し質問されたことを三つほど書いてみてください。「得意だと思うこと」だけでなく、相手がどんな場面で自分を頼ったかを残します。
次に、あなたの活動を知る人へ聞いてみましょう。「私の強みは?」という大きな質問より、次のように具体的に聞く方が、材料を集めやすくなります。
一人の感想で決めず、自分の記録と並べてみる。同じ場面が何度も出てくるなら、そこが強みを探る入口になります。
分野の候補が見えたら、「その相手は、どこで止まるのか」を調べてください。すでに試していること、うまくいかなかったところ、誰かに手伝ってほしい部分を知るためです。
先ほどの紹介文の例なら、文章を書く前に講座の対象が決まっていないのか、それとも内容は決まっているのに最初の一文が書けないのか。
困りごとが違えば、役立つ手助けも変わります。
最初から教える内容を増やすより、一つのつまずきを丁寧に研究する。そこで積み重ねた工夫が、あなたの必殺技の候補になります。
ただ、狭い名前を付けただけでは、必要とされるかは分かりません。相手の反応を確かめながら、対象や伝え方を直していきましょう。
あなたの活動を、あなた以上に語ってくれる人はいますか。これは、選ばれる理由が周りに伝わっているかを見るための問いです。
紹介するときの言葉が長くなるなら、もう一度「誰の、どんな場面を手伝う人か」に戻ってみてください。
できることを全部並べるより、相談する場面が一つ浮かぶ説明を目指します。
今日できる一歩は、最近頼まれたことを三つ書き、その共通点を探すこと。そこから狭い範囲の研究を始めてみてください。
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