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500万人が動いたのは「気軽だったから」——メルカリ ハロから考える、副業の入口

2026.10.15 コラム

こんにちは
池松です。

副業を考え始めた会社員が、最初につまずく場所はどこだろう。

スキルがないこと。
売る商品がないこと。
発信が苦手なこと。

もちろん、それもあります。

僕が見ていてもっと大きいと感じるのは、
「最初から人生を変える仕事を決めようとすること」です。

一度も試していないのに、向いているかを決める。
まだ相手の反応を見ていないのに、長く続くかを考える。
大きな答えを出そうとして、入口で止まってしまう。

ここに、メルカリ ハロの事例がヒントをくれます。

3か月弱で登録者500万人

メルカリは2024年6月、スポットワークサービス「メルカリ ハロ」が、
サービス開始から3か月弱で登録者500万人を超えたと発表しました。

同じ発表では、利用者の3割以上が「会社員・団体職員」だったとされています。

 

この数字は、会社員が「本業を辞めずに別の仕事を試す」ことへの
関心を考える材料にはなります。

なぜ、多くの人が動けたのか。

サービスの便利さ、知名度、募集の多さなど、
理由は一つではないはずです。

成約や継続の理由まで、この発表だけでは分かりません。

僕が注目したのは、入口の軽さです。

会社を辞めなくていい。
長い準備をしなくていい。
一度試してから、次を考えられる。

大きな決意を求めない設計が、人を動かした可能性があります。

副業を「一生の仕事」にしない

副業を始めるとき、こんな質問を自分にしていないでしょうか。

「これで本当に稼げるのか」
「何年も続けられるのか」
「自分の強みと言えるのか」

まだ一度も試していない段階では、答えられなくて自然です。

先に決めたいのは、もっと小さなことです。

誰の、どんな困りごとを、何時間で試すか。

たとえば、資料の数字を整えるのが得意なら、いきなり経理コンサルを名乗らなくてもいい。

知り合いの個人事業主に、月次の数字を一度だけ見やすく整えてみる。
作業時間を測る。相手がどこで助かったかを聞く。

これは仮定の例です。

僕や相談者の実績として書いているわけではありません。

一度試すと、向き不向きより先に事実が増えます。

思ったより時間がかかった。
相手は数字より説明に困っていた。
自分は整理より会話の方が得意だった。

この事実が、次の仕事を決める材料になります。

軽く始めるほど、確認は丁寧に

入口を軽くする話は、「何も考えずに始める」という意味ではありません。

むしろ、会社員だからこそ先に確認したいことがあります。

  1. 勤務先の副業・兼業ルール
  2. 税や社会保険を確認する窓口
  3. 本業と生活を崩さず使える時間

直近のYouTube Shorts候補を調べると、
副業の住民税、社会保険、手取りの試算を扱う動画が複数ありました。

一方で、「稼ぎ方」だけでなく
「見落としが怖い」という関心がある可能性は見えます。

制度は働き方、収入の種類、自治体などで扱いが変わります。
一本の動画や記事だけで個別判断をせず、
勤務先、公的窓口、必要に応じて専門家へ確認してください。

軽く試すために、先に重い不安を整理する。

この順番なら、勢い任せになりません。

副業案が決まらない人に、
僕なら最初から商品名を出しません。

まず確認するのは、使える時間、必要な金額、会社のルール、
これまで何を頼まれてきたかです。

僕は日産で営業を9年、経理を10年経験しました。

営業では相手の話を聞き、経理では数字を並べて違和感を探す。
その二つを使って、「誰に何を届けるか」「最初に何を確かめるか」を一緒に整理します。

答えを代わりに決めるのではありません。

本人が続けられる条件を見える形にして、試す順番を決める。

その方が、流行の副業を追うより、自分で選べる状態に近づくと考えています。

今日決めるのは、次の30分

一生続ける仕事は、今日決めなくていい。

今日決めるのは、次の30分で何を確かめるかです。

会社規程を開く。
自分が今週頼まれたことを一つ書く。
誰かの困りごとを一つ聞く。

その一回が、向いている仕事を教えてくれるかもしれません。

働き方も、夢も、人生も。自分で選べる世界へ。

大きな決断の前に、軽く試せる入口を作ってみませんか。

 

そんな考え方や、経験を小さな仕事に変えるための具体的なステップを、小冊子にまとめました。

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