column

こんにちは。相葉光輝です。
AIに商品案を聞く。新しい発信のやり方を試す。できることは増えたのに、自分が何で選ばれたいのか、かえって分からなくなる。そんなことはありませんか。
今日は、次のアイデアを増やす前に、一つだけ考えてほしいことがあります。
「3年後、誰に、何で選ばれる事業にするか」。
今すぐ立派な事業計画を完成させる必要はありません。これから、誰のどんな困りごとに向き合っていきたいのか。その旗を立てるところから始めます。
今日は、この講座。明日は、別のサービス。新しいAIが出たら、また違う企画。
一つひとつには、価値があるかもしれません。お客様から見たときに、何を頼める人なのかが伝わるでしょうか。
経験も、実績もある。それを全部並べることと、相手が自分の困りごとを相談したくなることは、少し違います。
たとえば、これまでの仕事で、相手が何に困り、あなたがどこを手伝い、その後どう変わったのか。その一場面を思い出してみてください。
何を教えられるかという一覧から、誰のどんな場面で役に立ったかという記録へ。見る場所を変えると、残したい経験を選びやすくなります。
ノートに、次の三つを書いてください。最初は仮の答えで構いません。
「たくさんの人を幸せにする」から、もう一段具体的にしてみます。どんな仕事をしている人か。今、どこで手が止まっているのか。あなたへ、どんな言葉で相談してくるのか。
過去のお客様とのやり取りが残っていれば、自分の記憶だけで決めず、その人が使っていた言葉も読み直します。
相手に役立ったことと、自分が役立ったと思っていること。その違いが見つかったら、次に聞いてみる材料になります。
次に、今取り組んでいる商品や発信を並べます。今週進めるもの、確かめてから決めるもの、いったん置くものに分けてみてください。
判断の軸は、先ほど書いた相手の困りごとにつながるかどうかです。新しい道具を試すことも、その相手へ届けるために必要な工程なら、取り組む理由がはっきりします。
お客様との約束や、続けて提供しているサービスは、相手への影響を確認しながら整理します。思いつきでやめるのではなく、何を守り、何を減らせるかを見ていくんです。
旗を立てたら、目の前の一人で確かめます。大きな講座を作り終えるまで、待つ必要はありません。
質問シート、手順書、判断表。今の経験から、その人が迷っている一つを手伝える形を考えてみます。
使ってもらう前に、何を手伝うものかを伝える。使った後に、どこで迷ったか、何が役に立ったかを聞く。返ってきた言葉を残し、一つ直して、次に確かめることを決める。
この積み重ねで、「このことなら、あなたに頼みたい」という理由をつくっていく。僕は、これを「信用の創造」と考えています。
AIには、記録の整理や問いの下書きを手伝ってもらえます。相手の個人情報や秘密をそのまま入力せず、実際に起きたこととAIの提案を分けて確かめてください。
3年後の旗を書いたら、最後に一行足しましょう。
「今週、誰に、何を見てもらい、何を聞くか」。
未来の話で終わらせず、相手の言葉が返ってくるところまで進める。その記録が、次に磨く一点を教えてくれます。
今の商品を、人に伝えられる事業へ育てる視点は、「売れる講座を、人に伝えられる事業へ。」でもお伝えしています。
自分の商品を見ながら整理したい方は、相葉光輝の個別相談の詳しい内容をご確認ください。
相葉光輝