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40代で副業を探す前に。「こんなの誰でもできる」が一番危ない理由

2026.09.05 コラム

こんにちは、
あなたの起業参謀
池松コウイチです。

営業を20年やっている人が、

「営業なんて誰でもできますよ」

と言うことがあります。

僕は、この言葉をあまり信用していません。

なぜなら、

20年やった人は「できなかった頃の自分」を忘れているから。

これは営業だけではありません。

経理。

人事。

接客。

マネジメント。

事務。

教育。

10年、20年続けてきた仕事ほど、

本人にとっては、

「こんなの普通」

になっていきます。

けれど、本当に普通なのでしょうか。


今の10分は、最初から10分だった?

例えば、今のあなたなら10分で終わる仕事。

入社1年目の自分にも、10分でできたでしょうか。

お客さんに説明する。

資料を作る。

数字を確認する。

トラブルに対応する。

後輩に教える。

おそらく最初は、もっと時間がかかったはずです。

先輩に質問した。

失敗した。

怒られた。

何度もやり直した。

それを何百回、何千回と繰り返して、

今は何も考えなくてもできる。

つまり、

今の「普通」は、10年、20年かけて作った普通です。

ここに一つ、面白い問題があります。

人はできるようになるほど、

「自分ができることの価値」が見えにくくなる。


会社を辞めたいわけじゃない。それなのに副業が気になる

40代になると、

会社を辞めたいほど不満があるわけではないのに、

ふと考えることがあります。

「10年後も、このままなのかな」

給料は入る。

仕事にも慣れている。

生活もできている。

今すぐ何かを変える必要はない。

それなのに、

「40代 副業」

と検索している。

そこで出てくるのは、

AI。

動画編集。

Webライター。

SNS運用。

プログラミング。

そして思う。

「今から自分がこれをやるの?」

最後には、

「自分には特別なものもないしな」

と画面を閉じる。

ここで一度、順番を変えてみてほしいんです。


新しいものを探す前に、自分の「普通」を疑ってみる

会社で、

「これお願いしていい?」

「ちょっと教えて」

「一回見てもらえます?」

と何度も言われていることはありませんか。

本人には日常。

一方、頼んでいる人からすれば、

自分ではできないから頼んでいる。

この差が重要です。

例えば営業20年の人。

本人は何気なく、

相手の表情を見る。

質問を変える。

話す順番を変える。

相手が迷っている理由を探る。

新人から見ると、

「どうしてそんなことが分かるんですか?」

の世界です。

熟練した人は、

自分が何をやっているのかすら意識しなくなる。

だから、

「誰でもできますよ」

と言ってしまう。

ここが、もったいない。


経験があるだけでは仕事にならない

一方で、

「20年経験があるから価値があります」

だけでも足りません。

営業20年。

経理15年。

管理職10年。

これは経歴です。

仕事にするなら、

「その経験で誰の何を楽にできる?」

まで変える必要があります。

例えば、

営業20年

新人の商談を見ると改善点が分かる

営業初心者向け・商談前チェック

これなら、

誰のための何なのかが見えてきます。

経験そのものを売るのではなく、

経験を使って困りごとを減らす。

ここまで行くと、副業のタネになります。


40代から、また新人にならなくていい

新しいことを学ぶのは悪いことではありません。

やりたいなら、いくらでも学べばいい。

一方で40代には、

すでに10年、20年という蓄積があります。

その蓄積を全部横に置いて、

「さあ、ゼロから副業を探そう」

としなくてもいい。

今まで自分が普通にやってきたことを、

まだそれができない人のために使う。

これも立派な副業の始め方です。


今日10分だけ、自分の「普通」を棚卸ししてみる

紙でもスマホでも大丈夫です。

次の3つを書いてみてください。

1.人からよく頼まれること

「これお願い」

「ちょっと教えて」

と言われるもの。

2.人より早くできること

自分なら10分。

他の人なら1時間。

そんな仕事。

3.昔は苦労したけど、今は普通にできること

新人時代には難しかった。

今なら無意識にできる。

それぞれ3つ。

9個出したら、その横に、

「これに困っている人は誰?」

と書いてみる。

ここで初めて、

「自分の経験」

が、

「誰かの役に立つもの」

に変わり始めます。


自分が「武器だと思っていないもの」を探す

40代から副業を始める時、

新しい武器を探したくなります。

資格。

スキル。

AI。

マーケティング。

もちろん、それらも使えます。

ただ、その前に一度だけ、

すでに持っているのに、自分が武器だと思っていないもの

を見てみてください。

10年、20年続けてきたから、

簡単に見える。

普通に見える。

誰でもできるように見える。

その中に、

次の仕事のタネが隠れているかもしれません。

あなたの、

「こんなの誰でもできますよ」

は、

誰かの、

「それ、教えてほしい」

かもしれません。

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