column

以前、僕の講座にこんな方が来てくれました。
起業している。
商品もある。
Instagramで発信もしている。
集客にも動いている。
それなのに、
クライアントに出会えない。
収入にもつながらない。
そんな悩みを抱えていました。
この話だけ聞いたら、
「Instagram集客を改善した方がいいのでは?」
と思いませんか?
投稿数を増やす。
リールを作る。
プロフィールを変える。
フォロワーを増やす。
確かに、それが必要な場合もあります。
ところが、その方と一緒に話をしていくと、
別のものが見えてきました。
その方が講座後に書いてくれた言葉があります。
「USPについては、しっかりできているつもりでした」
ところが話を聞いていく中で、
自分の強みをもっと伝えること。
ターゲットを絞ること。
その人に響く言葉を使うこと。
そうした部分にも見直す余地があることに気づかれました。
僕は、この
という言葉が、ものすごく大事だと思っています。
なぜなら、
集客で一番見つけにくいのは、
できていないことではなく、
「できている」と思っていること
かもしれないからです。
僕たちは、申込みが入らないと、
「集客できていない」
と言います。
間違いではありません。
ただ、
「集客できていない」は結果です。
原因は別のところにあります。
たとえば、
そもそも見てもらえていない。
見てもらえているけれど、
「私のことだ」
と思われていない。
「私のことだ」と思ってもらえているけれど、
「この商品が欲しい」
までいっていない。
商品に興味はあるけれど、
「この人にお願いしたい」
になっていない。
お願いしたいと思っても、
申込みページを見たところで止まっている。
全部、最終的な数字だけ見れば、
「申込み0件」
です。
けれど、
直す場所はまったく違います。
ちょっと想像してみてください。
水を入れているのに、
なかなかバケツに水がたまらない。
そこで、
「水の量が足りないんだ」
と思って、
蛇口をさらに開く。
水をもっと入れる。
それでもたまらない。
よく見ると、
バケツの底に穴が空いていた。
そんな状態です。
集客も似ています。
Instagramから100人連れてきても、
その先で
「私には関係なさそう」
と思われているなら、
人を200人に増やしても、
同じ場所から抜けていきます。
商品価値が伝わっていないなら、
投稿を倍にしても、
「いい投稿ですね」で終わるかもしれません。
申込みページで不安になって離脱しているなら、
フォロワーを増やしても、
最後のところで止まります。
つまり、
という考え方も必要なんです。
別の受講者から、
こんな感想をいただいたこともあります。
「集客できなくて、様々な集客媒体に振り回されている人におすすめです」
この
「振り回される」
という言葉。
すごくリアルだと思っています。
Instagramを頑張る。
↓
思ったように売れない。
↓
Threadsがいいらしい。
↓
Threadsを始める。
↓
YouTubeもやった方がいいらしい。
↓
YouTubeも始める。
↓
LINEが大事だと言われる。
↓
LINEも勉強する。
そのうち、
発信する場所だけ増えて、
頭の中には、
「結局、何をすればいいんだろう?」
だけが残る。
こんな状態になってしまいます。
集客方法そのものが悪いわけではありません。
問題は、
今どこで止まっているのか分からないまま、方法だけを増やすこと
です。
ここからは、
もし今あなたが
「発信しているのに申込みが入らない」
という状態なら、
一度、自分のビジネスを見てみてください。
僕なら、大きく4つに分けます。
投稿をしているけれど、
ほとんど見られていない。
プロフィールにも人が来ない。
募集ページにもアクセスされていない。
この場合は、
「知ってもらうところ」
で止まっている可能性があります。
発信方法や媒体、露出量などを見る必要があります。
投稿は見られている。
反応も多少ある。
ところが、
プロフィールや商品ページまでは来てもらえない。
この場合、
読者からすると、
「なるほど」
で終わっているのかもしれません。
必要なのは、
「それ、私のことだ」
と思ってもらうこと。
誰に届けるのか。
その人が何に悩んでいるのか。
どんな言葉なら自分事になるのか。
ここを見る必要があります。
「分かる」
「私も同じ」
という反応はある。
プロフィールも見られる。
メルマガも読まれる。
それでも、
申込みがない。
この場合は、
「あなたにお願いすると、私はどう変わるの?」
が十分に伝わっていない可能性があります。
商品の内容。
得られる結果。
他との違い。
なぜ今受ける必要があるのか。
ここを見る。
商品ページまで来ている。
個別相談にも興味を持っている。
それでも申込みにならない。
この場合は、
「相談したら売り込まれそう」
「自分が対象なのか分からない」
「60分で何をするのか分からない」
「申込みフォームが面倒」
など、
申込み直前の不安
で止まっている可能性があります。
ここまで来たら、
Instagramの投稿数を増やす話ではなくなります。
ここまで読んだら、
一度考えてみてください。
あなたの「申込み0件」は、
①見つけてもらえていないのか。
②見てもらえているけれど、自分事になっていないのか。
③興味はあるけれど、欲しいまでいっていないのか。
④欲しい気持ちはあるけれど、申込みまで進んでいないのか。
これによって、
次にやることは変わります。
①なのに商品を作り直しても、
届く人は増えません。
③なのにInstagramを増やしても、
「興味はあるけど買わない人」が増えるだけかもしれません。
④なのにターゲットを変更したら、
それまで積み上げたものまで崩してしまうかもしれません。
だから、
ではなく、
と考えてみる。
これだけでも、
次の一手はかなり変わります。
ここで厄介なのが、
自分のビジネスは、自分では意外と見えない
ことです。
冒頭で紹介した方も、
USPは
「しっかりできているつもりだった」
と話しています。
これは全然おかしなことではありません。
毎日、
自分の商品を見ている。
自分で文章を書いている。
自分でSNSを運用している。
ずっと同じものを見ているからこそ、
「ここは大丈夫」
という前提ができます。
そして、
その前提の外側は、
自分ではなかなか見えません。
だから僕は、
結果が出ていない人に対して、
いきなり
「もっと投稿しましょう」
とは決めません。
今の商品。
誰に届けているのか。
何を伝えているのか。
どこから人が来ているのか。
その人が、
どこまで進んでいるのか。
一つずつ見ます。
そうすると、
「ここは変えなくていいですね」
というところと、
「今はここを直した方がいいですね」
というところが見えてきます。
起業して、
商品を作って、
発信して、
募集までしている。
それだけで、
かなり多くのことをやっています。
だから結果が出ない時に、
さらに、
「もっと頑張らなきゃ」
だけで進むと、
やることがどんどん増えてしまいます。
大切なのは、
僕はそう思っています。
もし今、
商品はある。
発信もしている。
集客にも動いている。
それなのに、
「何を変えれば申込みにつながるのか、分からなくなっている」
という状態なら、
一度、一緒に見ています。
商品。
ターゲット。
発信。
集客。
申込みまでの流れ。
実際に今やっているものを見ながら、
60分で、
「自分の場合は、どこで止まっているのか」
を整理します。
そして、
次の7日間で何をするのかまで決めます。
最後に、もう一度。
申込みが0件だった時、
その数字だけを見て、
「もっと集客しなきゃ」
と決めなくてもいい。
まず見るのは、
です。
そこが分かれば、
次にやることは、
意外と少ないのかもしれません。
自分の人生は自分で創れる
Make It Happen ^_-☆