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売上はあるのに「通帳残高」が増えない……。一人起業家が陥る“どんぶり勘定”の罠と解決策

2026.02.27 コラム

起業参謀の池松です。

「今月も売上は上がった。でも、なぜか手元にお金が残っていない……」
「税理士さんはいるけれど、結局あといくら使えるのかわからない」

オンラインで講座やコンサルティングを行う起業家の方から、このような切実なご相談をよくいただきます。

年商1,000万円、2,000万円と売上が上がっていくほど、実は「見えない支出」や「税金の不安」は大きくなるもの。そのまま放置していると、ある日突然、資金繰りの壁にぶつかってしまうかもしれません。

今日は、無形商材を扱う起業家が陥りやすい「お金のズレ」の正体と、それを解消するための視点についてお話しします。


1. なぜ「無形商材」ビジネスは、お金の流れが狂いやすいのか?

コンサルタントやコーチ、コンテンツ販売などの「無形商材」は、仕入れがない分、利益率が高いと言われます。しかし、そこには落とし穴があります。

  • 見た目がシンプルすぎて、管理を後回しにしてしまう

  • 広告費やツール代、外注費が「固定費」として膨らみやすい

  • 高単価商品による「売上の波」に資金繰りが追いつかない

「売上=利益」に近い感覚でいると、後からやってくる所得税や住民税、社会保険料の支払いに愕然とすることになります。


2. 税理士は「過去」を、起業参謀は「未来」を見る

多くの起業家が「税理士さんに任せているから大丈夫」と言います。しかし、一般的な税理士さんの仕事は「過去の数字を正しく申告すること」です。

経営者であるあなたが必要なのは、「これから先、いくら手元に残るのか?」という未来の地図ではないでしょうか。

  • 今の生活水準を維持して、あと何人集客が必要か?

  • 次のプロモーションに、いくらまで広告費をかけていいのか?

  • 利益が出たとき、何に再投資するのが正解か?

これらの問いに答えを出すには、会計の知識だけでなく「ビジネスモデル」と「数字」を紐付けて整理する視点が必要です。


3. 「どんぶり勘定」を卒業するための3つのステップ

まずは以下の3点をチェックしてみてください。

  1. 固定費の把握: 売上がゼロでも毎月出ていくお金を1円単位で出す

  2. 未来の納税予測: 利益に対して「消えるお金」をあらかじめ別口座に分ける

  3. 理想の残高設定: 「いくらあれば安心か」という心のデッドラインを決める

数字が苦手な方ほど、ここを曖昧にしがちです。しかし、数字が見えるようになると、不安は「対策可能な課題」に変わります。


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最後に:数字はあなたを縛るものではなく、自由にするもの

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